千客万来 百鬼夜行 第4回

2025年5月号 <千客万来 百鬼夜行>

多和田 元

コラム

第4回

カスハラ“未満”の対処法

 新年度の訪れとともに桜が満開となった。

 4月の和名「卯月」は空木(うつぎ)の別名「卯の花」が由来だ。また、「鳥待月」とも言う。「時鳥(ホトトギス)」のこととされている。この季節に日本に渡ってくる、和歌に多く詠まれた鳥である。

 しかし、春とともにコンタクトセンターに訪れるのは、そんな典雅な存在ではない。

 〇〇(自主規制)である。何というか、「ちょっと特殊な話し方をされる方々」である。

 木の芽どきとは言うが、天気や気候が自律神経の働きを乱しやすいのだろうか。コンタクトセンターも花粉症等で苦しんでいる人が多い時期だから、ストレスは数倍増になる。

 ホトトギスは、渡ってきた当初は、まだ声をひそめた鳴き方で「忍び音(ね)」などと呼ばれているが、この方々はそうはいかない。

 ある日、電話で顧客から「変な意見だけど、話してもいいですか」と切り出された。

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会員限定2025年04月20日 00時00分 公開

2025年04月20日 00時00分 更新

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