登米市、粗大ごみ収集の申込受付にLINEチャットを活用

登米市

宮城県登米市は2024年3月、LINE公式アカウントを活用した粗大ごみの収集申し込み手続きを開始した。活用するツールは、transcosmos online communications(東京都豊島区、貝塚 洋代表取締役社長)が提供する、粗大ごみ収集の申込受付ツール「KANAMETO ECO(カナメト エコ)」で、粗大ごみ戸別収集の申し込み・変更・キャンセル受付をLINE内で完結できる。

同市はこれまで粗大ごみの収集受付は電話のみで対応していた。LINEによる受け付けを開始することで、電話応対の工数削減や入電集中の解消を図る。


    

チャットの画面イメージは上図で示した通り、市LINE公式アカウントから、の「収集の申し込み」をタップすると、登米市粗大ごみ各戸収集受付サイトへ誘導。居住地域の収集カレンダーから収集希望日を選択し、粗大ごみの品目と点数を入力すると、収集手数料の総額が自動計算される。最後に、利用者の連絡先やごみの写真、排出場などの情報を送信すれば手続きが完了する。収集日が近づくと、リマインドメッセージを自動送信。これにより、粗大ごみの出し忘れや処理券の貼付漏れを防ぐ。

同ツールはtranscosmos online communications とLINEヤフーコミュニケーションズ(福岡県福岡市博多区、鈴木優輔代表取締役社長CEO)が共同開発した行政向けサービスで、すでに福岡市や沖縄県名護市、滋賀県長浜市および米原市(湖北広域行政事務センター)で採用されている。福岡市では、オンライン決済(PayPay、LINE Pay)で粗大ごみの処理手数料の支払いが可能となっている。

<関連サイト>
粗大ごみ収集の申込受付ツール「KANAMETO ECO(カナメト エコ)」
(https://kanameto.me/eco/index.html)

2024年03月19日 10時16分 公開

2024年03月19日 10時16分 更新

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