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カラクリ「KARAKURI chatbot」、応対内容の特定に生成AIを活用

カラクリ

カラクリ(東京都中央区、小田志門代表取締役CEO)は2024年7月、AIチャットボット「KARAKURI chatbot」に、顧客の困りごとを特定するまで生成AIが自動対話する機能を追加した。

運用イメージは上図の通り。チャット上での質問から問い合わせ内容の文脈を読み取り、特定できる段階まで生成AIが対話する。質問を特定できれば、事前にセットした定型回答を表示したり、場合によっては有人対応に引き継ぐといった流れだ。

生成AIはハルシネーションのリスクがあることから、「回答の生成」ではなく、「質問の生成」に活用。生成した質問が正しいかどうか顧客が判断することで、誤った回答へ導くことを防ぐ。問い合わせのやり取りは、学習データとして活用し、FAQの自動生成につなげることもできる。

今後は、6月にカラクリが発表した自社開発のLLM「KARAKURI LM 8x7B Instruct v0.1」との連携も予定している。

2024年07月22日 16時51分 公開

2024年07月22日 16時51分 更新

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