Editor's Eye 

CS News Watch(14) 「AI-BPO」の可能性と危惧

「AI人材」の不足に関する考察

直近のCS関連ニュースのなかから、興味・関心を惹いたものを独自にピックアップする「CS News Watch」。今回は、「AIファースト型Webサイトの登場について取り上げます。

これまでのコンタクトセンター向けBPOサービスの主役は、「人材」だった。
オペレータ、SV、QA、トレーナー、センター長など、コンタクトセンター業務すべてを組織として受託し、委託側はそれを管理する(ただし、指揮命令権はない)。必要な設備は、委託側が用意するオンサイト型もあれば、それも丸ごと委託する完全なアウトソースのケースもある。ひとつの設備(センター)で複数企業の業務を請け負うシェアリング型センターも、とくに中堅中小企業向けでは機能している。受託側で人材が不足している場合、異なるBPOベンダーを活用する「再委託」も珍しい話ではない。

しかし、昨年から今年にかけて、「AI-BPO」というべき新しい形のBPOサービスをリリースする企業も出てきた。たとえばAIセキュリティソリューションズは4月、「AI BPO ITサポート代行サービス」の無料トライアルを開始した。
大手BPOベンダーも、同様の動きが活発だ。ベルシステム24は昨年12月AVILEN、親会社の伊藤忠商事と業務提携し、AIエージェントのオーダーメイド開発や実装、AI人材へのリスキリング、BPOを包括的に支援するソリューションを提供開始している。これもAI-BPOのひとつといえる。

もともと、大手BPOベンダー各社は、従来の「パーコール/パーヘッド」といったビジネスモデルから、クラウドや生成AIを活用したプラットフォーマーへの転身を図っている。AI-BPOはその流れから考えると当然、生まれるべくして生まれたサービスといえる。

2026年04月22日 11時02分 公開

2026年04月22日 11時02分 更新

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