モビルス、オペレーション支援AI『MooA』に生成AI活用の6機能を追加

モビルス(東京都品川区、石井智宏代表取締役社長)は、コンタクトセンター向けオペレーション支援AI『MooA(ムーア)』機能群において、生成AIを活用した新機能6種を2026年5月から順次提供開始する。

具体的には、新機能は、回答支援ダッシュボード『MooA CommNavi(ムーア コミュナビ)』と、ナレッジ管理システム『MooA KnowledgeBase(ムーア ナレッジベース)』において提供する。これらは、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策や属人化しがちな応対ノウハウの蓄積・活用による、従業員保護の強化、応対品質の向上、業務効率化を目的とする。

MooA CommNaviは、AIによるリアルタイム音声認識と文字起こし、生成AIによる話者特定、文脈理解、要約を通じて、オペレータの回答を支援するダッシュボード。今回、通話内容を解析し、暴言、威圧、セクシャルハラスメント、繰り返し要求、金品の不当要求、無理難題、交代要求の7つの状態を検知する「リアルタイムモニタリング機能」、修理や商品などのカテゴリに応じたトークスクリプトとメモを表示する「メモテンプレート機能」、音声認識エンジンの改良を追加した。

 

リアルタイムモニタリング機能
リアルタイムモニタリング機能

 

MooA KnowledgeBaseは、コンタクトセンターで蓄積される応対ログやFAQ、マニュアルなどの情報を生成AIが照合し、ナレッジの維持・活用を支援するシステム。今回、Webサイト上のFAQなどからナレッジを集約し、検索結果を大規模言語モデル(LLM)で生成する「ナレッジ検索機能」、有人チャネルの応対ログや社内ドキュメントから、AIが活用しやすい形式のナレッジを抽出・作成する「ナレッジエージェント機能」、FAQ形式のデータ登録や既存FAQシステムとの連携、データ移行に対応する「ナレッジ管理機能」を追加した。なお、同機能では、ナレッジ連携機能として、以下の2つのオプションを提供する。

 

「ナレッジ検索機能」の操作画面

「ナレッジ検索機能」の操作画面

 

 


・MooA CommNavi テンプレートオプション
スクリプトやテンプレートの活用で、後処理時間の効率化と応対品質の向上を支援する

・MooA CommNavi KnowledgeBaseオプション
応対中に「KnowledgeBase」画面へ移動することなくMooA CommNavi画面上で全機能を利用できる

 

今後は、2026年夏にMooA CommNaviで業務特化型プロンプトの実行機能や業界・業務別プロンプトを拡充する予定だ。このほか、MooA KnowledgeBaseではキーワードから情報を検索できる全文検索機能の提供を予定している。同社は、2027年度内にMooAの50社以上への導入を目指す。

2026年05月26日 12時00分 公開

2026年05月26日 12時00分 更新

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