モビルス(東京都品川区、石井智宏代表取締役社長)は、AIチャットボット『MOBI BOT(モビボット®)』の新パッケージとなる『MOBI BOT GenAI』の提供を、2026年8月3日に開始した。特性の異なる5種類のAIチャット機能を1つに統合し、コンタクトセンターの顧客対応に必要な機能を備えたAIチャットエージェント基盤と位置づける。
生成AIの普及に伴いAIチャットエージェントへの期待が高まる一方、現場では導入後に活用が定着しない、機能の選定が難しい、料金体系が複雑で予算計画を立てにくいといった声が上がっていた。問い合わせ内容は定型的な手続きから複雑な相談まで幅広く、単一方式での対応には限界があるという。同社はこうした課題を踏まえ、必要な機能の統合と運用支援の一体化を図った新パッケージを開発した。
『MOBI BOT GenAI』には、定型手続きを自動化する「シナリオ」、表記ゆれを吸収してFAQ検索の精度を高める「Vector Search」、複数資料を横断して回答を生成する「RAG」、手続きの完了まで対応する「生成AIアクション」、指定したWebサイトの情報をもとに回答する「WebSearch」の5機能を搭載する。業務特性に応じて組み合わせられるほか、段階的な機能追加にも対応する。
導入前のアセスメントから稼働後の改善まで専任チームが伴走する運用支援を標準で備える点も特徴で、継続利用率は99%以上(自社調べ、2026年5月時点)としている。自己解決できない問い合わせは有人チャット『MOBI AGENT』へ引き継ぐ仕組みを備え、PCI DSS準拠のセキュリティ機能群『Security Suite』とも連携する。
モビルスは、既存のソリューション群との連携を強化し、AI・有人対応・セキュリティを統合した問い合わせ窓口の実現を支援する方針だ。
2026年08月03日 17時19分 公開
2026年08月03日 17時19分 更新