第一生命保険、生涯設計デザイナー約3万5000名を支えるAI「デジタルバディ」を全国展開

パーソナライズ提案を実現

第一生命保険は、2026年4月から導入している伴走支援型AI「デジタルバディ」の構築プロジェクトを強化した。具体的には、ITサービス企業のエクサ(神奈川県横浜市西区、林 勇太代表取締役社長執行役員)が参画、生成AI、モダンUI、既存基幹システムを統合するシステムアーキテクチャの設計・実装を担っている。

第一生命保険は全国展開に向けたフェーズにおいて、第一ライフテクノクロス(東京都新宿区、安藤 伊佐武代表取締役社長、以下DLTX)とエクサとの共同でプロジェクトを推進。全国約3万5000名の生涯設計デザイナー(第一生命保険のコンサルタント)が利用するサービスとして本格稼働している。9月以降、継続的な機能強化を見据えながら、DLTX・エクサと協業中だ。

デジタルバディは、生涯設計デザイナーと顧客の対話内容を踏まえ、顧客ごとの状況に適した提案に向けたアドバイスを行うAI。生成AIを活用した照会対応、面談内容の要約、個別提案活動支援、コミュニケーション文案作成支援などの機能を備えている。
実証段階から段階的に対象を拡大。現場からのフィードバックを踏まえ、画面構成や操作性の改善を重ねるとともに、システム設計も推進。第一生命保険のCRMシステム、生成AI、生涯設計デザイナーが使うUIという性質の異なる複数の要素を1つのアプリケーションとして機能させている。それぞれ管理の仕組みや更新のタイミングが異なるため、情報の持たせ方、連携を整理する必要があり、大規模なシステムを長期的に安定運用できるかを左右する重要な工程だったといえる。

同プロジェクトには、生成AI、UI、既存システムなど異なる領域を担う多くの関係者が参画しており、技術要件と企画・利用部門などが求める業務要件をすり合わせ、全体最適を図りながら推進している。エクサはDLTXと共に各ステークホルダーとの調整を重ね、全体を1つのサービスとして機能させる役割を担う。第一生命保険は、今後推進するリアルチャネルとデジタル・AI技術の融合によるコンサルティング力強化、そして継続的な機能拡充とデータ活用の精緻化に向けて、これまでの知見を活かしながら取り組みを進めていく方針だ。

2026年09月18日 11時30分 公開

2026年09月18日 11時30分 更新

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