Amazon Web Services(AWS)とSalesforceは、企業向けAI領域における協業を拡大した。
協業による主な連携内容は、次の通り。
・Amazon QuickとSalesforceの連携
SalesforceのCRMデータやコンテキストを、AWSの生成AIを活用した業務支援プラットフォーム「Amazon Quick」から利用可能にする。営業担当者は、複数のツールを行き来することなく、商談状況やサービスケース、直近の活動などをAmazon Quick上で確認できる。
・AWSのAIエージェントとSlackの連携
AWSのAIエージェントを、Salesforceのビジネスチャットツール「Slack」に統合する。まず「AWS DevOps Agent」に対応し、「AWS Security Agent」や「AWS FinOps Agent」などにも順次拡大する。
・AgentforceとAmazon Bedrockの連携
SalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」から、AWSの生成AI基盤「Amazon Bedrock」が提供する複数の基盤モデルを選択できるようにする。AnthropicやNVIDIAなどのモデルに対応し、OpenAIのモデルも今後利用可能になる予定。
・SalesforceとAWSのZero Copy連携拡大
SalesforceとAWS間で、データを移行・複製せずに利用する「Zero Copy」の対象を拡大する。Salesforce Data 360から、AWS Glueで管理するApache Icebergテーブル、Amazon Aurora、Amazon RDS、Amazon SageMaker Lakehouseなどへのアクセスに対応する。
・Agentforce VoiceとAmazon Connect Customerの連携
SalesforceのAI音声応対機能「Agentforce Voice」とAWSのクラウド型コンタクトセンターソリューション「Amazon Connect Customer」を連携する。Agent2Agent(A2A)に対応し、WebSocketsを介してAIエージェント間でリアルタイムの双方向音声通信を行う。問い合わせ内容やコンテキストを引き継ぎながら、両環境のAIエージェントをまたいだ応対を可能にする。2026年秋の提供を予定している。
両社はこのほか、AWS Trainiumを活用したSlack向け音声入力機能も提供。Salesforceの音声モデルをAWS Trainium向けに最適化し、Slack上で音声入力と文字起こしを行えるようにした。
2026年10月01日 11時00分 公開
2026年10月01日 11時00分 更新
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