一般社団法人Generative AI Japan(宮田裕章代表理事、以下GenAI)は、生成AI(人工知能)の優れた活用事例を表彰する「生成AI大賞2025」を開催した(共同開催:日経ビジネス)。

昨年に続いて2回目。7月下旬から10月上旬まで募集を受け付け、昨年を超える113社・団体から応募があった。生成AI活用の際の課題設定や実装時の工夫、インパクト、ガバナンス、将来性といった5項目の審査基準に基づき、生成AI分野の有識者で構成する審査委員会が総合的に審査した。
・審査委員長
一般社団法人Generative AI Japan 代表理事/慶應義塾大学 医学部 教授 宮田裕章氏
・会場審査員
AI Safety Institute 所長 村上 明子氏
東京大学教授/慶應義塾大学教授/社会創発塾 塾長 鈴木 寛氏
千葉工業大学 変革センター研究員/株式会社ConnectSphere 代表取締役 岡 瑞起氏
日経BP 総合研究所 フェロー 桔梗原 富夫氏
日経BP 日経ビジネス発行人 松井 健氏
グランプリに選ばれたのはコロプラ。生成AI技術を導入したゲームをリリース。同社では、「エンタメファンは生成AIの活用を認めないのではという懸念があった」と当時を振り返ったが、SNSを中心に大きな反響があり、ヒット商品となった。審査委員長の宮田氏は、「生成AIがはらんでいるリスクや不安に正面から取り組んだ。今後の社会において、(生成AIに対して)どう恐れを受け止めながら前に進めていくのかを示してくれた」と評価した。
特別賞にはSHIFTとShippioが選ばれた。優秀賞は、デジタルハリウッド、東京都町田市、コロプラ、中原製作所、三菱電機デジタルイノベーション、NECの各社が選定された。
カスタマーサービス領域においては、東京都町田市の行政サービスに活用された事例が目立った。市民・職員向けの「AIナビゲーター」を設置。とくに職員向けには複数のLLMを活用できる環境を用意、さまざまな業務プロセスを支援する仕組みとして活用している。
2025年12月12日 12時30分 公開
2025年12月12日 12時30分 更新