ベルシステム24(東京都港区、梶原 浩代表取締役 社長執行役員)は、ナイスジャパンと協業し、生成AIを搭載したクラウド型コンタクトセンタープラットフォーム『BellCloud+CX』を2025年4月から提供開始する。
BellCloud+CXは、ナイスジャパンの独自生成AIを搭載したCXソリューション『NICE CXone』をOEMで採用、ベルシステム24が持つコンタクトセンター運用ノウハウと組み合わせたソリューション。PBXや通話録音、シートマップといった基本機能に加え、AIボットを含むデジタルチャネル、ワークフォース管理(WFM)・オペレータ評価・ナレッジ管理などの品質管理、リアルタイム音声認識・会話要約・多言語翻訳・レポート作成といった生成AI機能を提供する。諸機能を通じてプラットフォームに蓄積したデータは、CX向上のための各種施策にシームレスに活用可能。
また、同社の運用知見を生かし、業種や業務内容、個別の課題やニーズに寄り添った機能のカスタマイズ、専門コンサルタントによるチャネル選定や運用設計、データ分析、生成AI活用サポートといった運用コンサルティングも行う。
5年間で5000席超の導入およびコンタクトセンターにおけるAI活用やDX支援に向けたサービス提供により50億円の売り上げ創出を目指す。また、2024年6月に開始したユーザー企業参画型プログラム「生成AI Co-Creation Lab.」で開発を進めている、通話データからナレッジベースを自動生成する機能を搭載したコンタクトセンター自動化ソリューション『Hybrid Operation Loop』の音声基盤の1つとして活用。AIと人のハイブリッドによるコンタクトセンターの自動化に向けた取り組みを推進する。
2025年04月08日 12時00分 公開
2025年04月08日 12時00分 更新