アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸代表取締役会長兼社長)は、コンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション『AmiVoice Communication Suite4.4』を3月上旬にリリースする。
AmiVoice Communication Suiteの最新版で、米OpenAIが提供する『ChatGPT』、日本マイクロソフトが提供する『Azure OpenAI Service』との連携機能を搭載。通話内容のテキスト化から、要約の生成、CRMシステムへの連携まで、シームレスなワークフローを実現する。ユーザー企業側で自由にプロンプトを設定できるため、業務プロセスやニーズに最適化した出力が可能。オペレータの業務負荷軽減を支援する。
従来よりオプション提供している同社製生成AI『AOI LLM for AmiVoice Communication Suite』も含め、複数の生成AIモデルを用途に応じて柔軟に活用できる。例えば、要約はAOI LLM for AmiVoice Communication Suite、VOC(顧客の声)分析はChatGPTといった高度な運用も可能。
このほか、ユーザー企業からの要望に対応して機能を拡充。具体的には、「通話フィルタ手動実行カウント」を搭載した。通話内容のリアルタイムテキスト化に際し、事前に登録したキーワードの出現をトリガーとしてオペレータ画面にポップアップする関連資料や情報のクリック数をカウント。応対に必要な情報を適切に提示できているかを把握できるようになった。さらに、SAML(Security Assertion Markup Language)認証によるシングルサインオンに対応、アカウント・パスワード管理の一元化による管理負荷の軽減とセキュリティ向上を図った。
2025年02月27日 12時00分 公開
2025年02月27日 12時00分 更新