JAL、手荷物当日配送サービスにランゲージワンの「Qlick LinQ」を採用

日本航空(東京都品川区、鳥取 三津子代表取締役社長、以下JAL)は、「JAL手荷物当日配送サービス」の国際線利用者向けサービス拡大として、コンタクトセンター事業を展開するキューアンドエー(東京都渋谷区、野村勇人代表取締役社長)と同グループで多言語通訳ソリューションサービスを展開するランゲージワン(東京都渋谷区、猪股 武代表取締役社長)が提供する「Qlick LinQ(クリックリンク)」を活用した多言語カスタマーサポートの提供を開始した。

インバウンド需要が高まり、訪日外国人数が過去最多の330万人を超えるなか、その多くの訪日外国人は、日本の空港到着時点で自国利用のスマートフォン端末を持参のため、日本仕様の電話回線を用いた通話手段を実装していない。今回、JALが導入したランゲージワンの「Qlick LinQ」は、専用アプリのインストールが不要で、Webブラウザを通じて音声通話ができるサービス。日本国内通話用のSIMを購入しなくても、空港やホテル内のWi-Fiさえあれば、多言語カスタマーサポートのオペレータと直接つながることができ、応対のスピード化を図ることができる。

JAL手荷物当日配送サービスは、羽田空港第3ターミナルに到着する訪日外国人に対し、同ターミナル2FのJAL ABCカウンターで手荷物を預けると、当日中に宿泊ホテルまで配送するサービス。「Qlick LinQ」を利用して、配送伝票に印刷された専用の二次元コードを読み取るだけで専任オペレータに直接つながり、配送時間の確認や届け先の変更・キャンセルなどの手続きを多言語で行うことができる。

【Qlick LinQ対応言語・対応時間】
・提供会社:ランゲージワン
・対応言語:英語/中国語/韓国語/日本語の4言語
・対応時間:9:00~23:00
【提供開始日】2024年11月27日(水)~

今後、日本国観光の人気によりインバウンド人口の増加が予想され、「JAL手荷物当日配送サービス」の対象拡大も見込まれる。これに伴い、多言語カスタマーサポートの役割も大きくなると考えられる。キューアンドエーとランゲージワンは、Qlick LinQサービスを通じて、多くの訪日外国人利用者に向けて満足度の高いサービス提供を行うとともに、メールやチャットなどの音声通話以外のサポートチャネル開発を進める考えだ。

2024年12月13日 09時21分 公開

2024年12月13日 09時21分 更新

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