Zation、「BIZTEL」とAIボイスボット「commubo」を連携利用開始

コールセンターのBPO事業を展開するZation(東京都港区、田村佳則代表取締役)は10月、リンク(東京都港区、岡田元治代表取締役社長)が展開するクラウド型CTI/コールセンターシステム「BIZTEL」とソフトフロントジャパン(東京都千代田区、髙須英司代表取締役社長)が提供するAIボイスボット「commubo(コミュボ)」の両サービスを採用した。

両サービスは、4月にシステム連携を開始。Zationは2014年からBIZTELを利用してきたが、問い合わせ件数の増加により対応が追いつかないケースが発生していた。そこで、自動応答と有人対応を組み合わせたハイブリッドなオペレーションを目指し、「commubo」を採用。BIZTELとの連携によって、半年で自動応答の割合が50%に達し、対応の遅れの解消や有人対応時間削減による人員リソースの最適化も実現した。

両サービスの連携を図に示す。BIZTELで受信したエンドユーザからの電話問い合わせに「commubo」が自動応答し、解決が難しい場合はオペレータが引き継ぐハイブリッドコールセンターを実現。 また、内線での通話転送ができるため、転送通話料がかからずコストを抑えた運用も可能となった。顧客の電話番号は両サービス間で引き継ぐこともできるため、 「commubo」での自動応答後、BIZTELでオペレータが引き継ぐ際、顧客にSMSも送信できる。
 

BIZTELと commuboの連携で電話番号の引き継ぎや転送コストを抑えた運用が可能(クリックで拡大)

2024年11月29日 15時43分 公開

2024年11月29日 15時43分 更新

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