イオン銀行(東京都千代田区、小林裕明代表取締役社長)は、コールセンターに在宅勤務制度を導入した。同社は2018年5月にLINEチャットサービス、2023年9月に対話型AIボイスボット「LINE AiCall (現LINE WORKS AiCall)」を導入するなど、マルチチャネル化やセルフサポートの強化に取り組んでいる。在宅勤務制度は、BCP対策や働き方の整備を目的に導入。2023年4月に在宅ワークの試験導入を開始。以降、セキュリティ面や応対品質に問題がないことが確認でき、今回の本格導入に至った。
在宅勤務時は、仮想デスクトップを介し自社システムに接続。顔認証による第三者のなりすまし検知や撮影機器検出機能を実装したPCを支給する。このほか、ストレスケアの一環でチャットツールや管理体制を構築し、コミュニケーション不足によるモチベーション低下の抑止に努める。
<関連記事>
・イオン銀行、オペレーションシステムをSalesforce Service Cloudに刷新
(https://callcenter-japan.com/article/6492/1/)
・イオン銀行、VOCの分析・管理業務に導入済みAIの運用を拡充
(https://callcenter-japan.com/article/6101/1/)
2024年03月08日 17時13分 公開
2024年03月08日 17時13分 更新