Zoom Video Communicationsの日本法人であるZVC JAPAN(東京都渋谷区、下垣典弘代表取締役会長 兼 社長)は、『Zoom Experience Hub Tokyo』の開設に際し、記者説明会を実施した。
ZVC JAPAN下垣典弘代表取締役会長 兼 社長
Zoom Experience Hub Tokyoは、同社の最新ソリューションのデモ環境が整っており、体験可能な施設。法人顧客やパートナー企業にデモンストレーションやプレゼンテーションを実施する場として提供する。同様の施設は、グローバルで3拠点目、アジア太平洋地域(APAC)ではシンガポールに続く2拠点目となる。下垣氏は、「企業や自治体のお客様に最新のZoom製品を体感いただくハブとして機能させる予定です。積極的に活用し、利用拡大を図りたい」と展望を述べる。
同施設は、7つの領域のソリューションのデモンストレーションを実施できる。
(1) 受付業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)
(2) 従業員の出社体験
(3) 執務エリアにおける体験
(4) 会議体験
(5) 社内電話のDX
(6) CX(カスタマーエクスペリエンス)体験
(7) ボードルームにおける体験
(6)CX体験においては、オムニチャネルコンタクトセンターソリューション『Zoom Contact Center』と会話型AI『Zoom Virtual Agent』を組み合わせ、顧客の問い合わせ内容や要望に応じて、チャットボットから有人チャット、有人チャットからビデオ通話へとシームレスにエスカレーションするデモンストレーションが可能だ。なお、Zoom Contact Centerに入った問い合わせは、チャネルをまたいでも1つの履歴として記録、保存される。AIが組み込まれたZoomのプラットフォーム上にCXおよびEXを実現するためのコミュニケーション機能を統合していく設計思想を強みとして、今後も体験の強化を図る方針という。
定員は約10人で事前予約制。個別の案件ごとに対応するという。商談の成約数などの目標は非公開としている。
2024年01月31日 18時11分 公開
2024年01月19日 17時33分 更新