ベネッセコーポレーション、産学連携での生成AI活用を目的とした団体組織を発足



ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市、小林 仁代表取締役社長)は2024年1月、ITコンサルティングファームのウルシステムズ(東京都中央区、横山芳成代表取締役社長)と共同で、産学連携での生成AIの活用・普及を目的とした団体組織「一般社団法人 Generative AI Japan」を発足した。国内における生成AIの活用を推進していくことを目的とし、多くの企業・団体と連携し、利活用していくうえで共通の課題を解決していくための枠組みが必要と考え、今回の団体設立に至った。

具体的な活動内容としては、以下の通り。
(1) 先端技術の共有と連携
・AWS、Google、Microsoft、Oracleなどクラウドベンダーからの最新情報の提供
・先端技術の活用法の検討
(2) ビジネスユースケースの共有と実装支援
・生成AIのビジネスユースケースの共有と、新たなケースにおける実装方法の共有
・技術支援を行っているベンダーからの具体事例の共有
(3) Labを起点とした共創・協業
・国内4カ所にLabを設置
・松尾研と連携し、産学官連携での共創事例を創出
(4) 教育・学び
・ベースとなる生成AIリテラシーの育成と、高度エンジニアの育成
・企業における教育プログラムの検討・開発・提供
(5) 生成AI活用のルール作り・提言
・倫理的側面からの議論の実施、セキュリティ対策や危機管理におけるガイドラインの検討
・国や公共機関との情報交換と提言


      小林史明衆議院議員

発足に関する発表会では、特別ゲストとして小林史明衆議院議員が登壇。小林氏は、「人手不足が大きな課題となるなか、重要になるのは、やはりAIであり、ロボティクスによる自動化だと考えています。ぜひこの協会でも、テクノロジーをベースにして自由な発想であるべき姿を描き、ルール作りや情報共有といった活動をしていただけたらと思います」と強調した。

 

      宮田裕章代表理事

同団体の代表理事を務める慶應義塾大学医学部教授の宮田裕章氏は、「生成AIの活用を推進するためにはまず、(生成AIを)活用できる人材の確保が挙げられます。これに関する他社・団体との協力・連携が、我々の重要なミッションと捉えています」と設立の経緯を説明した。

最新技術動向やユースケースを共有できる場として、「AWS Startup Loft Tokyo(AWSジャパン 目黒オフィス)」「Tech Acceleration Program(Google Cloud 六本木オフィス)」「Deloitte Tohmatsu Innovation Park(東京都千代田区丸の内)」「Microsoft AI Co-Innovation Lab(兵庫県神戸市)」の4拠点を同団体のLab拠点として設置。Lab所長を務める、松尾研究所 パートナーの馬渕邦美氏は、「最新技術動向やユースケースを共有できる場を提供し、動向把握や情報提供を推進するブリッジの役割を果たしていきたい」と述べた。


<組織概要>
名称:一般社団法人 Generative AI Japan
登記日:2024年1月9日
代表理事:宮田 裕章
監事:原田 将充
所在地:東京都多摩市落合1丁目34番

<関連サイト>
・一般社団法人 Generative AI Japan 公式サイト
https://generativeaijapan.or.jp

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2024年01月19日 16時27分 更新

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