日本コンタクトセンター協会、「カスハラ対策推進企業認定制度」開始

条件は9項目の「誓約」

日本コンタクトセンター協会は、10月1日から「コンタクトセンター カスタマーハラスメント対策推進企業認定制度」を開始した。対象は協会の会員企業で、次の9項目の誓約が条件となる。

①「カスハラ対策ガイドライン」に則った対応に努めること、②カスハラ対策責任者を選任し登録すること、③カスハラ対策の基本方針を定め公開する/公開予定であること、④従業員のカスハラの相談窓口の設置もしくは相談担当者を定めること、⑤カスハラ発生時に迅速かつ適切な対応と抑止に努めること、⑥従業員から日本コンタクトセンター協会に申し出・相談があった際には、責任者は真摯に対応し報告すること、⑦カスハラの実態把握のためのアンケートに協力すること、⑧受委託関係においては双方で対策を行い、従業員を守るよう努めること、⑨日本コンタクトセンター協会からの再三にわたる協力依頼・改善要求に応じない場合は、認定の取り消しに承諾すること 

認定企業には認定マーク(画面)の付与、公式サイトでの掲出、相談対応などの特典がある。今後、「勉強会への参加」や「調査結果の共有」などの活動も予定。認定料や更新料は無料。

同協会は2024年度に会員企業50社、従業員約2500名を対象にアンケートを実施。結果、約7割の従業員がカスハラを経験していることが判明した。必要な対策として、法律・条例による防止、消費者への啓発、企業の姿勢の明確化が求められた。こうした声を踏まえ、2025年3月にカスハラ対策ガイドラインを策定・公開し、現在まで600名以上が活用している。

今回の認定には、カスハラ対策ガイドラインに基づく対応、責任者の選任、相談窓口の設置などが求められる。認定プロセスは、誓約事項に基づき審査を経て理事会で承認される。

制度開始に先立ち、事前に認定された会員企業は次の15社(順不同)。 ベルシステム24ホールディングス/トランスコスモス/ビーウィズ/NTT東日本サービス/アルティウスリンク/東京ガスカスタマーサポート/TMJ/TETRAPOT/JPツーウェイコンタクト/ベルテック/ウィズ・プランナーズ/博報堂コネクト/東通メディア/AAAコンサルティング/アイビーシステム。
 

2025年10月03日 10時32分 公開

2025年10月03日 10時32分 更新

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