キューアンドエーとJTB、大学・教育機関向け外国人研究者・留学生の受け入れ支援サービスを本格化

キューアンドエー(宮城県仙台市、野村勇人代表取締役社長)とJTB(東京都品川区、山北栄二郎代表取締役社長執行役員)は、このほど協業し、サポート会社2社とともに、大学や教育機関で外国人研究者や留学生の受け入れをサポートする「外国人研究者等受入サポートセンター」を7月から開始した。

 

同センターサービスでは、JTBの外国人受入支援ノウハウと、キューアンドエーの専門性を生かし、言葉の壁や生活面での不安を解消する多言語サポートサービスや、地域生活サポートにおける同行支援サービスを実現。コールセンターではオンライン通話「Qlick LinQ(クリックリンク)」を活用し、多様な言語での問い合わせに対応できる体制を整えた。これにより、外国人研究者や留学生が日本で安心して生活・研究・学習に集中できる環境づくりを後押しするほか、大学職員の業務負担軽減にも貢献する。

 

なお、センターサービスのサポート企業として、キューアンドエーグループのランゲージワン(東京都渋谷区、猪股 武代表取締役社長)が「Qlick LinQ」による多言語コールセンターを担う。また、東洋ワーク(宮城県仙台市、菅原正秀代表取締役社長)は、地域生活サポートにおける同行支援サービスを担当する。

 

初回導入先の東北大学は、世界トップレベルの研究力を目指す大学を国が認定し、重点的に支援する「国際卓越研究大学」に認定されている。今後25年で外国人比率30%を目標に掲げており、生活・研究両面での支援の高度化が求められていた。

センターサービスを活用することで、外国人研究者や留学生が安心して日本での生活を送り、研究・学習に専念できる環境を整備する方針だ。

2025年07月31日 07時00分 公開

2025年07月31日 07時00分 更新

BPO

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