カイタク(東京都新宿区、松木友範代表取締役CEO)は、電話AIエージェント『スパ電』において、利用者番号や氏名などを確認する「本人確認機能」を追加モジュールとして搭載し、先行提供を開始した。
金融、保険、自治体、通販業界などでは、電話対応時の本人確認業務が有人オペレータに集中し、繁忙期の待ち時間増加や確認作業の負担が課題となっていた。また、契約番号や会員番号の聞き取り・照合作業を手作業で行うケースも多く、確認漏れや転記ミスの発生につながっていた。
今回追加された本人確認機能では、利用者番号、氏名、生年月日などを自然な対話の中で聞き取り、CRMや顧客管理システムと照合。本人確認から問い合わせ内容のヒアリング、一次対応までを一度の通話で完結できるようにした。
また、生成AIとは別に聞き取り結果を確認する「検証AI」を組み合わせたマルチエージェント構成を採用し、確認ミスの抑制を図る。意味解読・認識正答率98.7%超の音声認識精度により、番号や氏名の聞き違い低減にも対応する。
同機能は、契約内容確認や未払い対応、注文状況確認、自治体の問い合わせ窓口などでの活用を想定している。本人確認を含む受電業務の自動化により、オペレータが個別対応や高度な相談業務に集中できる環境づくりを目指すとしている。
2026年06月03日 03時24分 公開
2026年06月03日 03時24分 更新