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ミロク情報サービス

2025年1月号 <ITの選び方&使い方>

ミロク情報サービス

社内ワーキンググループから生まれた
独自開発の生成AI型ナレッジ検索ツール

POINTSイメージ

今月のPOINTS!

システム概要
ERPシステムなどを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)は、問い合わせ窓口のオペレータ支援システム(チャットボット)として、生成AIを活用した『MJS BOT』を独自開発した。

選び方のポイント
社内のシステム開発部門が2023年に生成AI技術の研究・習得を目的にワーキンググループを発足。当初は開発部門内のナレッジ検索システムとして開発していたが、サポート業務との親和性が高いことから方針転換を図り、オペレータの応対支援システムとして構築。

使い方のポイント
質問を入力すると、RAG技術を用いてマニュアルやFAQ、過去の問い合わせ履歴など、これまでに蓄積された膨大な情報から関連性の高い情報を検索し、適切な回答を生成する。回答には引用資料のリンクが付記されるため誤案内などを防止。日々発生する問い合わせ履歴の情報やナレッジの更新情報などは、MJS BOTへ毎日自動的に取り込む仕組みのため、人手を介さずに回答範囲・精度が改善される特徴を持つ。

 ミロク情報サービスは、会計事務所向けERPシステムをはじめ、中堅・中小企業向けERPシステムや小規模事業者向けクラウドサービスなど、幅広い企業規模や業態に対応した多様なシステムを開発、約11万社の顧客に製品・サービスを提供している。カスタマーサービスセンター(CSC)は東京・長岡に展開、合計約170席のオペレータがシステム運用に関する問い合わせに対応している。呼量は2023年度実績で43万件に達する。

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会員限定2024年12月20日 00時00分 公開

2024年12月20日 00時00分 更新

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