月刊コールセンタージャパン

ベルシステム24、ユーザー企業参画型プログラム『生成AI Co-Creation Lab.』を開始

ベルシステム24（東京都港区、梶原浩代表取締役社長執行役員）は、生成AIと人間によるハイブリッド型コンタクトセンターの構築を目的に、ユーザー企業参画型プログラム『生成AI Co-Creation Lab.』を開始した。

図１　『生成AI Co-Creation Lab.』の概要

図２　『生成AI Co-Creation Lab.』の提供価値

同プログラムは、加入しているBPO/ITベンダー各社がそれぞれの技術や知見を提供する。具体的には、ベルシステム24はコンタクトセンターの運用ノウハウを基にしたコンサルティングや企画立案を行うほか、プログラムの全体進行を担当する。伊藤忠テクノソリューションズはシステム開発およびソリューション提供、生成AI開発の最前線に立つ日本マイクロソフト、Google Cloud、アマゾンウェブサービスジャパンの3社はグローバルでの情報や事例の共有、技術支援、ライセンス提供を行う。さらに、データマーケティング領域の支援はベルシステム24の子会社シンカー、自然言語処理領域の支援はベクストが担う。生成AI活用において課題やニーズを持つユーザー企業は、プログラムに参画することで、検討段階に合わせた伴走型支援を受けられるほか、参画企業間での事例共有などが可能だ。

メニュー

図３　参画企業に提供する伴走型のステップアップメニュー

具体的には、これまでの実証実験での知見の共有や、グローバル先進事例に基づいた勉強会・ワークショップを通じた目的整理、実際のデータを用いたAIモデルの適正検証の実施、ユーザー企業の課題解決に向けたソリューションの提供・本導入を目指す。中長期的には、生成AIを活用した新たな共同サービスの開発を進める方針。

2025年度中にユーザー企業30社の本格導入を目指す。

2024年07月02日 11時00分公開

2024年07月02日 11時00分更新

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