アバター事業を展開するAVITA(東京都品川区、石黒 浩代表取締役社長CEO/CTO)は2024年3月、アバターオンライン接客サービス「AVACOM」に、生成AIを活用したチャットボット機能を追加した。
同機能は、生成AIによりアバターが自動で顧客対応を行う仕組みで、AIで解決できない場合はオペレータへの連携も可能となっている。同社取締役副社長COOの西口昇吾氏は、Webサイトにおけるアバターオンライン接客サービスの採用動向について、「保険業界や自動車業界、人材紹介事業、EC事業など、高額商品や複雑性のあるサービスを提供する業界でとくに注目されています」と述べる。さらに西口氏は、「お客さまが接客スタッフに対する印象について、対面接客は、スタッフの外見が影響を与えることもありますが、アバター接客はオペレータの知識やスキルに基づいて評価されるため、より公平なサポートの実現につながるでしょう」とアバター活用のメリットを説明した。
チャットボットは日本語対応のみだが、インバウンド需要増加のため、今後は多言語対応も検討しているという。
2024年04月04日 13時35分 公開
2024年04月04日 13時35分 更新
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