デジタルヒューマン、『デジタルヒューマン プラットフォーム2.0』を正式リリース

デジタルヒューマン(兵庫県芦屋市、荒尾和宏代表取締役)は、デジタルヒューマン基盤『デジタルヒューマン プラットフォーム2.0』を正式にリリースした。

デジタルヒューマン プラットフォームは、音声認識・合成、感情表現、ジェスチャーやアクション、カメラコントロール、空間概念を統合した基盤。OpenAI『ChatGPT』やGoogle『Gemini』などの生成AIによる制御が可能なデジタルヒューマンを実現。エンドユーザー(顧客)の反応に即したリアルタイムな対応や、自然な双方向コミュニケーションを提供する。

新たにリリースしたデジタルヒューマン プラットフォーム2.0は、従来プラットフォームで蓄積した実績およびユーザー企業からのフィードバックを基に刷新。主に速度、美しさ、拡張性を追求した。さらに、APIの洗練化(設計の見直しやパフォーマンスの向上)とセキュリティ強化により、さまざまな企業・ブランドのあらゆるニーズに柔軟に対応できるようになった。

具体的な特徴は以下の通り。
低遅延:従来比で待ち時間を3分の1に短縮し、発話指示から1秒未満での応答を実現した。
高解像度:標準解像度をHD(720p)からFull HD(1080p)へと向上。オプションで最大4K解像度に対応可能。
Webフレンドリー:既存Webサイトに数行のコード挿入でデジタルヒューマンの導入を実現する。
柔軟な導入オプション:クラウド、プライベートクラウド、オンプレミスに加え、これらのハイブリッド運用にも対応。また、Webサイト、アプリ、キオスク端末など、多様なデバイスで利用できる。
セキュリティの強化:プライバシーマークとISMSを取得。プラットフォームは国際的なセキュリティ要件に準拠している。
人間以外のキャラクター:ロボットや動物といった人間以外のキャラクターもプラットフォーム上で動かせる。

同社は、企業ニーズである「人材不足の解消」「ブランドに沿った顧客体験の創出」「新たな顧客接点の創出」に貢献するものとして、今後もコミュニケーション体験の向上を図る。
 

2025年06月12日 17時00分 公開

2025年06月12日 17時00分 更新

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