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守谷市、公式サイト内の検索システムに「Cogmo Search」「Cogmo Attend」を導入

守谷市は2月27日から、公式サイト内の検索システムに、アイアクト(東京都千代田区、笠井隆義代表取締役社長)のソリューションを導入した。同社が開発、提供する「Cogmo Search(コグモ・サーチ)」と、AIチャットボット「Cogmo Attend(コグモ・アテンド)」を利用している。

守谷市のホームページ

Cogmo Searchは、AIを活用したファイル検索エンジン。言葉の揺らぎを吸収し、単語だけでなく自然文での検索が可能となっている。検索文とファイル文書の関連性を学習させることで、検索結果を最適化できる特徴を持つ。AIチャットボットのCogmo Attendは、ボタンシナリオ、AI型応答、スロット会話などの機能を持つ。単独でFAQの応答が可能なうえ、外部システムとの連携により多様な自己解決手段をユーザーに提供できる。マニュアルから回答を提示したり、RPA連携により、ユーザーからの依頼内容の受け付けおよび実行、基幹システムと連携しての問い合わせ管理などコミュニケーションを中心とした活用を見込むツールとなっている。

Cogmo Searchの導入により、ユーザーは単語入力、文章による質問文の入力のどちらでもサイト内検索が可能。また、チューニングが容易に行えることから、必要な情報をAIに学習させることで、ユーザーが求める情報を検索の上位に提示できる。これにより、ユーザーはより短時間で自己解決できる。

Cogmo Attendを採用したことにより、ユーザーからの質問に対して、自動的に回答を提示するだけでなく、Cogmo Searchとの連携から、チャットボットに未登録の質問をされた場合でも対応ができるため、市公式サイトでのAI検索の結果を、チャットボット内に提示できる。頻度の高い質問は、自動応答でピンポイントに回答。頻度の低いものはサイト内の情報資産を活用して、AI検索で回答する。

市役所の閉庁時間帯でも、よくある問い合わせの対応および、精度の高い情報検索を実現させ、ユーザーのサイト利用満足度の向上を見込んでいる。

2024年03月13日 07時00分 公開

2024年03月13日 07時00分 更新

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