
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)にある境古河料金所。物流ルートとしても使われ、1日の交通量は8000台ほどある。
そこで副収受長を務める千葉寧子さんは、「ただ通行料金をやり取りするのではなく、困った時に、ほっとしてもらえる場所でありたい」と料金所について語る。
それには、子供のころから高速道路に親しみを感じていたことが由来する。「家族で遠出をする時は、決まって高速道路を使いました。“楽しい場所へ向かう道”であり、料金所はその入口でした」。この思いは、現在の仕事を選ぶきっかけにもなっている。
近ごろは、料金所の高度機械化やETC専用化が進み、料金所の収受員は対面対応からインターフォン越しの対応が中心だ。
千葉さんは、インターフォン越しの接客でも、表情は伝わると話す。そこで意識しているのが、「口角を上げること」だ。「笑顔そのものは見えませんが、“笑声(えごえ)”は伝わると思っています。声だけの場面ほど、印象が残るからです」。
料金所の出口は、ETCレーンと自動精算機のある一般レーンが稼働する。
収受員は随時、事務所内の監視映像で状況を確認している。「トラブルが起きて車をバックしたり、車外に出てしまうお客様もいます。そんな時は、インターフォンで呼びかけるとともに、レーンへ急行し、迅速に対処し事故を未然に防ぎます」。
会員限定2026年02月20日 00時00分 公開
2026年02月20日 00時00分 更新