キンライサー

2024年10月号 <ITの選び方&使い方>

キンライサー

ハルシネーションを防止するシナリオ/構造設計
生成AIボットで自己解決率を高める

POINTSイメージ

今月のPOINTS!

システム概要
ChatGPT-3.5turboを利用した生成AIチャットボット『SELFBOT』(SELF)を2023年12月に導入。24年9月中にはChatGPT-4oモデルへの切り替えを予定。テレビCMなどにより増加する顧客の利便性向上に役立てている。

選び方のポイント
顧客対応への利用から、ハルシネーション対策に配慮。ドキュメントやURLを指定し、学習データを限定できる点や、回答には引用元を表示できる信頼性の高さを重視。短期間に導入できる管理のしやすさ、ランニングコストが従量課金制であることも導入の決め手になった。従量課金制は、問い合わせに繁閑差があるため、料金に反映されることを高く評価。

使い方のポイント
利便性向上のためにWebサイトの“補助ツール”として利用。サイトの離脱抑止に効果を発揮している。さらに、運用データから顧客のニーズを導き、広告宣伝での訴求ポイントや、サイト上の表記の改善などにもつなげている。将来的には、Web上での完結を希望する顧客に、チャットボットで受注までを対応させる意向。

 ガス・電気給湯器の販売や、設置を中心に行うキンライサーの顧客接点は、電話とホームページ(HP)が主体となっている。

 認知度の拡大を目的に、テレビCMの放映を積極的に展開(2024年6月現在)。その効果もあり、呼量の増加だけでなく、HPを訪れる顧客も急増している。

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会員限定2024年09月20日 00時00分 公開

2024年09月20日 00時00分 更新

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