消費者/企業のCX意識調査
──ナイスジャパン
ナイスジャパンは今年6月、消費者と企業を対象にCX(顧客体験)に関する調査を実施。結果、企業が提供するチャネルと、顧客が求めるチャネルとのギャップが際立った。生成AIの活用については、回答企業の半数近くが生成AIの導入を検討、コスト削減やオペレーションの効率化が主な目的として挙げられた。
クラウド型コンタクトセンターツール「NICE CXone」を提供するAIベンダーのナイスジャパンは、2024年6月18日〜20日、消費者および企業双方を対象に、アフターコロナ以降のチャネル変化や、コンタクトセンターへの生成AIの導入状況について、Webアンケート調査を実施した。調査方法は図1に示す通り。「消費者調査」では、過去1年以内に企業公式サイトのFAQページを閲覧、またはコンタクトセンターに問い合わせた経験がある消費者、「企業調査」では、従業員数50名以上の企業/官公庁で勤務し、なおかつ顧客対応方針の検討・決定に関与するコンタクトセンター従事者を対象。各1218名(消費者調査)、3459名(企業調査)から回答を得た。「消費者調査」は年齢ごとに「(19歳以下)+(20〜29歳)」「30〜39歳」「40〜49歳」「50〜59歳」「60〜69歳」が各2割(図2)、「企業調査」は中小企業(従業員数50〜299名)が6割、大企業(従業員数300名以上)が4割(図3)の回答数となるよう、消費者・企業ともに各250名サンプリングした。
会員限定2024年09月20日 00時00分 公開
2024年09月20日 00時00分 更新