静岡銀行、生成AIで社内文書から回答を自動生成

PKSHA Workplace

静岡銀行(静岡県静岡市、八木 稔代表取締役頭取)は2024年、PKSHA Workplace(東京都文京区、佐藤哲也代表取締役)が提供する社内向けナレッジマネジメントプラットフォーム「PKSHA AIヘルプデスク」のドキュメント・回答生成機能を全店舗で運用開始した。

同行は2023年7月にPKSHA AIヘルプデスクを導入し、OA機器に関する業務、営業支援システム、勤怠管理システムなど6業務での問い合わせ対応を自動化、AIと人によるハイブリッド対応を開始した。さらなる自動化領域の拡張に向け、2023年10月から実証実験を重ね、今回の採用に至った。

活用領域は、①OA機器に関する業務、②インボイス発行に関する業務が対象。行員がMicrosoft Teams上のAIヘルプデスクから問い合わせを行うと、ドキュメント検索型チャットボットがマニュアルから検索・回答を生成する(図)。対象業務については、FAQによってすでに3~4割程度の回答を自動化しており、今回の文章回答フローの構築により、回答率が向上すると見込んでいる。今後は、FAQの充実とドキュメント検索機能のチューニングによって、さらに自動対応の比率を高めていく方針だ。

2024年06月14日 16時45分 公開

2024年06月14日 16時45分 更新

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