SCSK、不動産業向けAIエージェントセットを提供開始

SCSK(東京都江東区、當麻隆昭代表取締役執行役員社長)は、不動産業界向けに開発した『不動産業向けAIエージェントセット』の提供を9月18日に開始した。売買仲介や賃貸管理、リーシング、オーナー対応など、不動産会社の多様な業務に対応する複数のAIエージェントをまとめて利用できるサービスである。

不動産業界では人口減少による人材不足に加え、顧客ニーズの多様化や法令対応の高度化が進み、限られた人員での対応品質確保が課題となっている。業務判断や顧客対応が担当者個人の経験やノウハウに依存しがちで、対応のバラつきや引き継ぎの遅れ、営業機会の逸失も生じやすい。汎用的なAIツールでは不動産特有の商慣習や業務プロセスへの対応が難しく、現場に定着しにくい点も課題とされてきた。

今回のサービスでは、商談準備や査定支援、入居者・仲介会社・オーナー対応など、実務知見をもとに設計したAIエージェントを導入後すぐに活用でき、必要なエージェントのみを選ぶことや既存のAIエージェントとの連携にも対応する。企業が利用するCRM/SFAとも連携し、顧客や物件、契約、商談履歴などの業務データをAIエージェントが参照できる構成とすることで、企業固有の知識を反映した提案支援や顧客対応の精度向上を図る。不動産業務の知見を持つメンバーとAI専門人材が継続的に企画・開発・運用を担い、フィードバックを踏まえて機能や適用領域を拡張していく。

SCSKはCXオファリングサービス『altcircle』を通じてCRM/SFAやコンタクトセンター、データ活用基盤、BPOなど幅広いサービスを提供しており、本サービスも業務プロセス全体の改革を見据えたDX推進の一環と位置づけている。提供対象はまず売買仲介業務と賃貸管理業務とし、今後は対象領域を拡大するとともに、将来的にはERPなどを含む複数のAIエージェントが連携するプラットフォームへの発展を目指す。

2026年09月18日 14時31分 公開

2026年09月18日 14時31分 更新

おすすめ記事

その他の新着記事

  • スーパーバナー(コムデザイン)

●コールセンター用語集(マネジメント編)

●コールセンター用語集(ITソリューション編)

記事検索 

購読のご案内

月刊コールセンタージャパン

定期購読お申込み バックナンバー購入