博報堂、コンタクトセンター支援機能3社を統合し新会社設立へ

博報堂(東京都港区、名倉健司代表取締役社長)は、グループ内のコンタクトセンター支援機能を担う博報堂CSグループ(CSG)、博報堂コネクト、日本トータルテレマーケティング(NTM)の3社の合併を行い、2026年4月に新会社「博報堂コンタクト&ロジスティクス」を設立する。これにより、コンタクトセンター領域のリソースとナレッジを集約してワンストップの事業体制を整えることで、競争力向上を図る。

今回の統合は、グループ成長戦略の一環で、2025年4月に設立した事業統括会社であるCSGの傘下に、博報堂コネクトとNTMを置いて進めてきた事業再編の次段階に位置づけられる。

新会社では、NTMが全国で運営するコンタクトセンターと大規模ロジスティクスセンターを活用したフルフィルメント(EC受注から発送までの一連の業務)サービスと、博報堂コネクトが培ってきた高度にカスタマイズされた個別対応サービスを組み合わせる。これにより、レスポンス、EC、VOC、配送など複数領域のデータを一元化し、一気通貫の運用を通じてクライアント企業が得られるLTV向上を見据えたカスタマーサクセス提案の高度化を狙う。また、AIやデータ解析などDX領域でも、システム投資やサービス開発のリソースを統合して最適化を進める。博報堂DYグループ各社との連携も強め、認知から購買、ロジスティクスを通じたアフターフォローまで、フルファネルでの独自マーケティング・ソリューションの開発・提供を目指す。

一方、NTMによる自治体のコロナワクチン接種事業の過大請求事案については、CSG設立以降も関係者対応やコンプライアンス遵守、内部統制の徹底、社員教育強化に取り組んできたという。統合新会社の発足後は、当該事案に関する説明・対応責任を新会社がNTMから引き継ぎ、信頼回復と事業成長の両立に努めるとしている。

<統合新会社の概要>
会社名:株式会社博報堂コンタクト&ロジスティクス
代表者:代表取締役社長 林 義和(現CSG代表取締役社長)
本社所在地:東京都江東区豊洲5-6-15、NBF豊洲ガーデンフロント
従業員数:約2000名
事業内容:コンタクトセンター、ロジスティクス、ECサービス、公共BPO、事務局運営など
実施予定日:2026年4月1日

2026年03月04日 12時00分 公開

2026年03月04日 12時00分 更新

BPO

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