先週のCS関連ニュースのなかから、興味・関心を惹いたものを独自にピックアップする「CS News Watch」。2回目の今回は、「派遣社員の意識調査」の結果をとりあげます。
【全国の派遣社員の意識調査】50%以上が「無理なく働き続けたい」と回答 仕事選びで重視されるのは“働きやすさ”~総合人材サービス『ウィルオブ』利用者アンケート~
ウィルグループの総合人材サービスを手掛けるウィルオブ・ワーク(東京都新宿区、村上秀夫代表取締役社長)が実施した調査。総合人材サービス『ウィルオブ』を利用する20歳以上の派遣社員を対象に、現状のサービスや働き方に関して聞いたものだ。
「派遣社員を選んだ理由」は、「時給が高いから(43.9%)」が最も多い。次いで、「ライフスタイルに合わせた働き方ができるから(36.4%)」「すぐに仕事に就けるから(32.0%)」と続いている。全体の傾向は前回調査から大きく変わらず、条件面に加え柔軟性や就業までのスピードといった要素が継続的に重視されているこ。年代別に見ると、「時給が高いから」は40代で最も高く、「ライフスタイルに合わせた働き方ができるから」は30代、「すぐに仕事に就けるから」は20代でそれぞれ高い割合を示した。
同調査では、「仕事選びの際に重視していること(仕事内容・給与・勤務地以外)」や「今後の自身の将来やキャリアに対する考え」についても聞いており、それぞれ「休日の取りやすさ」(60.8%)、「無理なく長く続けたい」(53.7%)が最多の比率を占めている。ワーク・ライフ・バランスを重視している傾向が強そうだ。
一方、「利用してみたい成長支援サービス」は、「資格取得スクール」が33%、「性格・適職診断・自己分析」が28.8%で、自身のスキルや適性を高める支援へのニーズが上位を占めた。年代別に見ると、20代・30代では正社員転換や当社の専門職社員制度への関心が高い一方、40代では資格取得やeラーニングなど学びのニーズが高く、50代以降では職種や人材紹介サービスに関する情報提供を求める傾向が強い。
コールセンターは、派遣社員への依存度はかなり高い。「コールセンター実態調査」では、「オペレータの雇用形態」について、「自社正社員」の次に多数の回答企業が挙げている属性だ。
派遣法の改正によって短期派遣(1カ月未満など)はできなくなったものの、中長期的な呼量予測に基づくピーク・マネジメントの手段として、経験者を比較的容易に活用できるメリットは極めて大きい。また、優秀な人材を自社の無期契約社員、あるいは正社員として雇用する紹介予定派遣も引き続き活発に利用されているようだ。
自社で有期契約社員を採用することは、人件費や求人出稿費の高騰もあって、採用・教育コストやその手間と見合わないと判断する運営企業は多い。今後も派遣社員はコールセンターの現場において、貴重な戦力として位置づけられると推察される。「長く無理なく続けるための支援(教育含む)」「柔軟な勤務体制」など、同調査から得られた示唆を反映する取り組みが必要となりそうだ。
2026年01月26日 18時29分 公開
2026年01月26日 18時29分 更新
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