コールセンター白書Plus+ 第3回

コールセンター白書Plus+ 第3回「オペレータの正社員化と変化する人材マネジメント」

正社員採用拡大のインパクト

月刊コールセンタージャパン編集部が毎年、発刊しているデータブック「コールセンター白書」。2025年版から、注目データを抜粋、補足説明する不定期連載「データで読み解く“今と未来” コールセンター白書Plus+」。第3回目は、「オペレータの雇用属性」についてレポートします。

※コールセンター実態調査:
コールセンタージャパン編集部が毎年、実施しているアンケート調査。定期購読企業を中心に約300問におよぶアンケートを実施。対象は事業会社のコールセンターマネジメント層で、原則としてBPOベンダーは除外(業務委託側は対象)。センターの規模、運営モデル、マネジメント課題、IT導入傾向、対応チャネル、VOC活動、カスハラ対策、AI活用状況などを聞いている。「コールセンター白書2025」の購入はこちら。Kindle版はこちら

コールセンターという職業は、「有期契約社員の職場」というイメージは根強い。実際、「勤務時間の融通が比較的効きやすい」という理由で、主婦や学生、あるいは芸人やバンドマンなど、芸能関係の職業を目指す労働者の受け皿となっているのは事実だ。

企業側からの視点でも、短い周期で変動する業務量(呼量)合わせた柔軟な雇用が可能という側面から、有期契約社員を主力とした運営が当然とされてきた。しかし、その常識は崩れつつある。「コールセンター実態調査」での「オペレータの雇用形態」という設問では、ここ数年で「自社正社員」という回答比率がかなり増えており、2025年の調査では回答企業の56%がオペレータとして自社正社員を配している。「最も人数の多い雇用モデル」でも、自社正社員という回答が圧倒的に多く、37%を占めた(2位は派遣社員で16%、以上、下図)。

オペレータの雇用形態
図1 オペレータの雇用形態(クリックして拡大)

正社員起用(採用)の背景にあるのは、やはり採用難/人手不足だ。実態調査では、雇用モデルごとの離職率も聞いているが、有期契約社員オペレータと正社員オペレータの平均離職率の差は歴然だ(図2)。

離職率
図2 離職率(クリックして拡大)

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会員限定2026年01月22日 22時07分 公開

2026年01月22日 22時07分 更新

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