コールセンター新入社員の心を育てる 6つのヒント 第2回

2026年1月号 <コールセンター新入社員の心を育てる 6つのヒント>

松下公子

実践編

第2回

自己肯定感は働く力の「土台」
離職を防ぐ承認コミュニケーション

早期離職は、自己肯定感を育むことで避けられる。「自分はこの仕事に向いていない」「自分はダメだ」といった自己否定に陥っている新人には、「存在の承認 → 過程の承認 → 自己効力感の向上」というステップで自己肯定感を育み、思い込みをほぐすことが必要だ。困難に直面した際の回復力(レジリエンス)も高める自己肯定感の育て方を解説する。

PROFILE
STORY 代表取締役
STORYアナウンススクール 代表
松下公子
1973年茨城県鹿嶋市生まれ。佐渡島のケーブルテレビ、愛媛朝日テレビ、ラジオNIKKEI、メーテレと4局でアナウンサーを経験。2019年、STORYを設立。たった1人、たった1社に選ばれる話し方、伝え方を指導している。

 コールセンターの仕事は、マニュアル通りにいかないやり取りの連続です。クレーム、突発的な要望、沈黙、怒号──。声だけで相手の感情を受け取り、想像し、言葉を選び、瞬時に動く。経験値が少ない新人ほど、「正解が見えない世界」に放り込まれたような不安を抱えています。

 そんな新人たちが心を折る前に、私たちができること。それが自己肯定感を育てる関わり方です。

承認が自己否定を緩ませる

 心理学では、自己肯定感(self-esteem)は「ありのままの自分を受け入れられる感覚」と定義されています。ミシガン大学の心理学者ロバート・サバスティン氏は、「自己肯定感の高い人は、困難に直面した際の回復力(レジリエンス)が高い」と述べています。

 

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会員限定2025年12月20日 00時00分 公開

2025年12月20日 00時00分 更新

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