
那須高原サービスエリア(SA)で働くチーフコンシェルジェの黒澤祐子さん。インフォメーションを訪れる利用客に、観光や道路情報を提供することが業務の中心だ。
この仕事を選んだのは、「携帯電話ショップで働いていた時に、お客様と会話する時間が好きだと気づいたから。そこから接客の仕事を続けています」と話す。それを裏付けるように、接客に関する試験や資格を取得。他のコンシェルジェを指導する専門性も備えたマスターコンシェルジェ4名のうちの、最初のひとりに選ばれた。なおかつ現在は、メンバー6名を率いるチーフコンシェルジェを兼任している。
黒澤さんはインフォメーション業務を、“何でも屋さん”と説明する。道路状況の案内にはじまり、観光情報の提供、迷子の対応、体調を崩した利用客のサポート、清掃と仕事内容は幅広く、臨機応変さも不可欠だ。忙しい連休の時期は、1日100件を超える問い合わせを受けたりもする。しかし、そんな多忙な中でも大切にしているのは、「お客様1人ひとりに誠実に向き合う」ことだという。
それには、きっかけになる出来事があった。
会員限定2025年11月20日 00時00分 公開
2025年11月20日 00時00分 更新