Salesforce、『Agentforce IT Service』を発表

Salesforceは、AIエージェントが主導する、会話を中心とした新しいITサポート製品群『Agentforce IT Service』を発表した。

Agentforce IT Serviceは、企業のITヘルプデスク業務において会話型サポートを提供するもので、以下の機能を含む。

・AIエージェント型ITサービスデスク
ITILプロセスに準拠しながら、次世代のエンドツーエンドなITサービス管理機能を備えたAIエージェント主導型のITサービスデスク
・ 複数のAIエージェントの協業(マルチエージェント)
複数のAIエージェントがそれぞれの専門分野の知識を持つエキスパートとして連携して、従業員またはIT部門を支援する
・ エンタープライズ全体での連携
各種コネクター、統合機能、ワークフローによって、組織全体のIT環境を横断して業務を遂行可能
・AIエージェント型構成管理データベース(CMDB)およびサービスグラフ
企業全体のインフラ、アプリケーション、サービスを網羅的に可視化し、接続関係や依存 関係を完全に把握できる「エンタープライズグラフ」を提供。AIエージェント型・AIエージェントレス型の双方に対応した高度な検出機能と、包括的なサービスマップを備えており、予防的・事後的なインシデント対応や原因分析を強力に支援する

さらに、Google、IBM、Microsoft、Oracle NetSuite、Workday、Zoomといったパートナーとの連携により、100以上のコネクター、統合機能、ワークフローを初期段階から利用できる。

これらの機能により、SlackやMicrosoft Teams、従業員ポータル、Webチャットなど、従業員が普段働いている環境に寄せられるインシデントやリクエストに自動で対応、課題を解決することで、IT部門および従業員の業務効率の最大化を支援する。
 

2025年10月10日 15時00分 公開

2025年10月10日 15時00分 更新

おすすめ記事

その他の新着記事