広島ガス、ガス開閉栓受付にAI対話ボット『CAT.AI CX-Bot』を採用

広島ガス(広島県広島市南区、中川智彦代表取締役社長 社長執行役員)は、同社のガス開閉栓に関するコールセンター受付業務にトゥモロー・ネット(東京都品川区、李 昌珍代表取締役社長)が提供するAIコミュニケーションプラットフォーム『CAT.AI CX-Bot』を導入した。導入の背景には、繁忙期に急増する問い合わせへの対応力強化と、業務の平準化ニーズがあった。
供給区域の自動判定や、オペレータへの適切な振り分けなど、柔軟なシナリオ設計によって業務自動化の実効性も高いと評価した。
CAT.AI CX-Botは、ボイスボットとチャットボットを統合したシステムで、音声とテキストを切り替えながら対話を進めることができる。とくに、住所や漢字氏名といった音声認識が難しい情報をテキスト入力で補完することで、精度の高い情報取得が可能となる。
また、同システムは柔軟なシナリオ設計に対応しており、ガスの供給区域判定などの複雑な分岐も自動処理可能。区域外と判定された場合は、オペレータへ転送するフローも構築できるため、業務自動化の実効性も高いと期待される。

2025年08月12日 16時03分 公開

2025年08月12日 16時03分 更新

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