金沢まいもん寿司 金子 安通 さん

2025年7月号 <サービスのプロに聞く>

金子 安通 さん

金沢まいもん寿司
珠姫 大手町
金子 安通 さん

大学卒業後、広告代理店に入社。29歳で退職し、東京・神楽坂で日本酒をメインとした創作居酒屋をオープン。約20年間、店舗を経営。東京都の道路計画をきっかけに閉店。寿司を握ることに憧れ、金沢まいもん寿司に入店。2025年3月、飲食店で働くサーバー(接客スタッフ)を対象とした表彰制度「第18回S1サーバーグランプリ」で審査員特別賞を受賞。

40代で寿司職人に転身、イチから修行
気遣いの原動力は「敬う心」と「観察眼」

 金子安通さんは今年、飲食店で働くサーバー(接客スタッフ)を対象とした表彰制度「S1サーバーグランプリ」に参加、審査員特別賞を受賞した。

 金子さんは異色の経歴を持つ。大学卒業後、広告代理店に入社。29歳のとき、縁あって飲食店を譲り受け、日本酒をメインに取り扱う創作居酒屋をオープン。調理や接客、経営をすべてほぼ1人でこなし、美食家が集まる東京・神楽坂で、約20年間、常連に愛される店舗を経営していたが、東京都の道路計画をきっかけに閉業。転身を余儀なくされたが「夢をかなえるチャンス」と捉え、幼いころに憧れていた寿司職人を目指し、40代後半で金沢まいもん寿司に入店、一から修行を開始した。

 金子さんは、「居酒屋では焼いたり煮たり、一通りの調理はしていましたが、魚は鯛や鯵などを少し扱う程度。年齢や経験は関係なく、“一年生”のつもりで毎日、最初に店に入って先輩方から、魚のおろしかたや寿司の握り方をイチから教わりました」と振り返る。

顧客のストレスを減らす
待ち時間の“声掛け”

 一人で切り盛りする店主と寿司店の

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会員限定2025年06月20日 00時00分 公開

2025年06月20日 00時00分 更新

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