IVRy（アイブリー、東京都港区、奥西亮賀代表取締役/CEO）は2025年５月26日、AIを活用したインターネットFAXサービス『IVRy AI FAX』の正式提供を開始した。同サービスは2024年11月にβ版として公開され、約半年で150社を超える企業が利用してきた。
同サービスは、紙ベースで行われてきたFAX業務をデジタル化し、受信した内容をAIが自動で文字起こしすることで、入力・転記作業や管理の手間を省き、業務の効率化を実現する。インターネット経由でFAXの送受信を行えるため、リモートワーク環境下での利用にも適している。初期費用が不要で、既存の電話番号を変更せずに導入可能なことも特徴である。
β版利用企業からの要望を反映し、今回新たに「紙への一時自動出力」機能を追加した。完全なペーパーレス化に不安を感じる企業でも、従来の紙による業務フローを維持しながら、段階的なデジタル移行が可能になる。
導入企業であるゲルブ・ジャパンの榎本祐司代表取締役は、「リモートワーク中でもFAXの内容を簡単に共有でき、確認のためのオフィスへの出社や紙の出力作業が不要となった」と利便性を評価している。
同サービスの料金は月額2,980円（税抜）、FAX送受信ごとに１枚15円（税抜）。
2025年06月13日 13時30分 公開
2025年06月13日 13時30分 更新
新規登録
ログイン
