ホスポート、宿泊業界特化型AIエージェント『Hosport』に新機能を実装

ホスポート(東京都港区、西原宗一郎代表取締役社長)は、宿泊施設の問い合わせに特化したAIコンシェルジュが問い合わせの一元管理および実際の応答を行うAI-BPOサービス『Hosport』に2つの新機能「FAQ自動生成機能」「人間×AI協調型通話ワークフロー」を追加した。
「FAQ自動生成機能」は、施設スタッフの実際の手動応答履歴から汎用性の高い情報のみを抽出し、FAQ形式に自動整形する機能。スタッフのレビューおよび承認プロセスを経て、AI学習情報を継続的に更新する(図1)。これにより、AIの解決率の継続的な向上とスタッフによるAI教育時間の削減に寄与する。
 

(図1) FAQ自動生成とAI再学習プロセス

また、「人間×AI協調型通話ワークフロー」は、スタッフが応答できない場合のバックアップとしてAI音声対応を配置することで「人間らしさ」と「24時間対応」を両立させるIVR機能。また、すべての通話をAIが自動的に文字起こし・要約し業務記録として保存、人間の対応が必要な場面の即時通知を行い、電話対応の記録問題も解決する(図2)。

(図2) スタッフ応答時のAI通話記録文字起こし+要約

同機能の導入により、1日最大3時間の問い合わせ対応工数の削減に成功し、AIによる問い合わせ解決率は全体平均70%以上を達成している。

2025年06月05日 16時09分 公開

2025年06月05日 16時09分 更新

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