SCSK(東京都江東区、當麻隆昭代表取締役 執行役員 社長)は、Google Cloudが提供するマルチモーダル対応API「Gemini Live API」と、テクマトリックス(東京都港区、矢井隆晴代表取締役社長)が提供するコンタクトセンターソリューション『FastSeries』のFAQナレッジシステム『FastAnswer』およびCRMシステム『FastHelp』向けに開発したMCP(Model Context Protocol)対応サーバーとを連携。高度AIエージェント提供に向けた取り組みを開始した。
本取り組みにより、従来のボイスボットを上回る自然な対話と、業務利用に耐えるセキュリティの両立を狙い、CX向上と運用の自律化に向けた標準モデル構築を進める。
具体的には、Gemini Live APIの音声・テキスト・画像を統合処理できるマルチモーダル対応と、WebSocketによる低遅延接続、音声入力をそのまま理解して音声で応答を生成するNative Audio対応を生かすことで、自然な対話を実現する。さらに、テクマトリックスのMCP対応サーバーとの連携でFastAnswerおよびFastHelpと迅速かつ安全にデータを連携。金融や公共をはじめ、厳格な環境下での安全なAIエージェント導入・活用を支援する。

ソリューションの主な特徴は、以下の通り。
1. マルチモーダル対話による利便性向上
会話中にテキストで質問、画像アップロードにより各種書類の確認なども可能
2.導入コストと期間の圧縮
MCP の活用により、AI が外部ツールやデータへ標準化された方法でアクセスできるため、個別開発を抑え、導入コストと期間を圧縮することが可能
3.「AI主権」を守る高度なセキュリティ
業務データは既存のCRMシステム側でのみ保持し、AIモデルへの学習にも利用されないため、機密情報を安全に保護したうえで高度なAI活用を実現できる
4.AIから人へのシームレスな連携
AI での対応が難しい複雑な相談は、それまでの対話内容を保持したままオペレータへスムーズに引き継ぎ可能
5.既存資産を生かした柔軟な拡張
FastAnswerおよびFastHelpのユーザー企業は、現在の業務環境を生かしたまま最新AIの恩恵を享受できる
今後は、マルチモーダルAIエージェントの機能拡張に加え、テクマトリックスのMCPサーバーを介した企業システム連携を強化。業務運用とオペレーションの両面から、クライアント企業の成長に貢献するとしている。
2026年02月25日 10時30分 公開
2026年02月25日 10時30分 更新