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QVCジャパン、AIショップ店員にドコモ、PKSHA Technologyの技術を活用

QVCジャパン(千葉県千葉市、伊藤淳史代表取締役最⾼経営責任者(CEO))は4月14日まで、AIショップ店員第1号「グルmetaQ(グルメタキュー)」による接客サービスの試験運用を行った。

本試験運用は、NTTドコモ(東京都千代田区、井伊基之代表取締役社長、以下ドコモ)と、Relic(東京都渋谷区、北嶋貴朗代表取締役CEO)との協働によるもの。試験運用先は、メタバース「MetaMe(メタミー)」上で展開するバーチャルショッピング空間「メタバースQVCお買い物PLAZA」。

AIショップ店員は、ドコモが保有する超多人数接続技術(※1)を用いている。Relicが運営するメタコミュニケーションサービス「MetaMe」(※2)上で展開しているバーチャルショッピング空間「メタバースQVCお買い物PLAZA」の3Fキッチン&フードブースに配置し、顧客のアバターとの会話を通して接客技術の向上を図っていく。

AIショップ店員には、ドコモとPKSHA Technology(東京都文京区、上野山 勝也代表取締役)が独自に開発した技術が用いられており、言葉づかいに配慮した丁寧な接客が特徴。将来的に、顧客のアバターの趣味や、嗜好に応じた提案を行うパーソナライズド接客対応も視野に入れている。同店員とは、チャット機能を通じたテキストコミュニケーションが可能。さらに、テキストを音声で読み上げての応答もできる。また、サービス体験後に残されたチャットへのコメントを、接客技術向上に役立てるという。

 

※1NTTドコモが開発し、従来のユーザに空間を個別に提供するのではなく、準備しているひとつの空間に、不特定多数のユーザを大量に収容する構造を形成する

※2ドコモが開発。Relicが「オープンイノベーション事業」の一環として、大企業の新規事業創出を加速するインキュベーションパートナー・プラットフォーム「DUALii(デュアリー)を活用し、運営するメタコミュニケーションサービス。2023年2月よりサービスを開始。

2024年04月16日 09時58分 公開

2024年04月16日 09時58分 更新

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