エムケイ、コールセンター併設のオフィスビル「MK八幡ビル」を新設

タクシー事業「MKタクシー」を展開するエムケイ(京都府京都市南区、前川博司代表取締役社長)は2023年11月、京都銀行八幡支店跡地にMK八幡ビルを竣工。旧八幡営業所と共に、コールセンターを移設した。オフィスのデザインは、デザイナーズオフィス事業を展開するヴィス(東京都港区、金谷智浩代表取締役社長)が監修した。

エムケイは近年、ドライバー不足を背景に、従業員の働きやすい職場環境づくりを推進。その一環として、営業所の改装に注力。旧八幡営業所およびコールセンターの執務フロア・休憩室が狭小であったことが、機能移転の目的。旧八幡営業所は、タクシー車庫として活用される。

 

新設されたMK八幡ビル外観、MKタクシー八幡のりばも併設

MK八幡ビルは3階建てで、1Fに八幡営業所、2Fにコールセンターを設置。屋外には、ロータリーに面したMKタクシー専用のりばを併設。今年中に、EVタクシー専用の急速充電器を設置予定。
 

 
MK八幡ビル 2F設置のコールセンターの外観

MK八幡ビルで勤務する従業員数は、八幡営業所が105人、コールセンターが114人(2023年11月時点)。コールセンターは約40席で、24時間稼働の交代制。京都、滋賀、名古屋、札幌を対象領域とし、配車対応・指示を行っている。室内には多数の大型モニターを設置し、「MKタクシー専用のりば」のリアルタイム情報や交通情報、天候情報などを放映。打ち合わせを立って行えるハイテーブルや、窓際には1人で集中して作業できるハイカウンターが準備されている。

 
2F設置の休憩室(左)と1F設置の仮眠室(右)

コールセンターのフロア内には、カフェテリアをイメージした休憩室を併設。八幡営業所の休憩室とは別に設けられており、木の温かみを感じる内装でリラックスできる空間となっている。このほか、1Fには男女に分けられた仮眠室を完備。1人用のリラクゼーションソファをカーテンで間仕切りし。周囲の目を気にせず仮眠を取れる。

 

エムケイ代表取締役社長の前川博司氏

竣工に先立って執り行われた開所式において、前川博司代表取締役社長は、「スタッフが気持ちよく働ける環境づくりを継続し、タクシーの配車効率を上げてお客さまに還元していきたい」と述べた。

<MK八幡ビル概要>
〒614-8005 京都府八幡市八幡高坊10-9
(京阪電気鉄道 石清水八幡宮駅から徒歩1分程度)
床面積 1F:313.50㎡、2F:315.84㎡、3F:32.65㎡


<関連サイト>
・MKメディア『コールセンターとMKタクシー八幡営業所と移転リニューアル|働きやすい職場環境に』
(media.mk-group.co.jp/entry/taxi-yawata-open)

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2023年12月18日 13時27分 更新

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