カワムラサイクル(兵庫県神戸市、真鍋克則代表取締役社長)は、noco(東京都中央区、堀辺 憲代表取締役)が提供するAIカスタマーサポートシステム『ヘルプドッグ』を、全社的なナレッジ共有基盤として導入した。
同社は車いすや歩行器などの福祉用具を手掛ける専門メーカーである。車種やサイズ、仕様が多岐にわたり、社内で扱う製品情報や受注ルールは部門を問わず幅広く、担当者によって呼び方や検索語も異なっていた。従来はナレッジデータを1つのExcelファイルに集約して一元管理してきたが、データ量の増加に伴いファイルの起動や検索に時間がかかることが課題となっていた。
そこで『ヘルプドッグ』を採用した。よく聞かれる質問はFAQ記事として蓄積する一方、検索してもヒットしなかった言葉からは、社内に不足しているナレッジを把握できる。表記ゆれに強いのも特徴で、担当者ごとに異なる製品の呼び方や型番も、AI検索機能「先回りスマート検索」が吸収し、目的の情報へ最短距離で導く。ユーザー数の上限や追加費用もない。
今回の導入では、全社の業務知識と社内FAQの共有の両面で『ヘルプドッグ』を運用基盤として活用する。同社は今後、顧客の声(VOC)を社内FAQに取り入れつつ、カタログやWebサイトなどの情報発信にもつなげていく方針だ。
2026年09月09日 13時30分 公開
2026年09月09日 13時30分 更新