メルカリ(東京都港区、山田 進太郎取締役兼代表執行役CEO)が提供するリユースサービス『m department(エムデパートメント)』が、小売・リユース業界向けクラウド基幹システム『RECORE(リコア)』と連携した。RECOREを導入する事業者は、既存のメルカリShops連携を通じて出店許可を取得すれば、追加のシステム入力を伴わずにエムデパートメントへの出品ができるようになる。
国内のリユース市場は2024年で3兆2628億円に達しているが、高額リユース品は品質不安が購入の障壁になっている。こうした課題に対応するため、検査・修理・クリーニング・真贋鑑定を経た商品のみを扱う「第3の市場」としてエムデパートメントが誕生した。出品できるのは、メルカリの審査を通過した専門事業者に限られ、開始時点で88社が参画している。
RECORE(大阪府吹田市、佐藤秀平代表取締役)が提供する同システムは、POSや在庫、顧客管理などをオムニチャネルで一元化できる点が特徴だ。今回の連携により、RECORE上の商品・在庫データを活用してエムデパートメントへ出品できるほか、メルカリShopsやAmazon、楽天市場など既存の連携先と合わせて在庫を横断管理し、受注から売上計上までを一元処理できる。
販売チャネルの多様化に伴い、事業者では二重登録による在庫ズレや、チャネル追加のたびに生じる運用負荷の増大が課題となっていた。メルカリは今後もRECOREをはじめとする基幹システムとの連携を広げ、事業者が円滑にエムデパートメントへ参入できる環境を整えていく方針である。
2026年07月27日 19時12分 公開
2026年07月27日 19時12分 更新