トヨタ自動車(愛知県豊田市、近 健太執行役員・社長)は、国内販売店向けに提供するCRMシステムと、シンカ(東京都千代田区、江尻高宏代表取締役社長CEO)のコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の連携を図った。顧客情報に加え、固定電話や携帯電話での応対履歴や会話内容をCRM上で一元管理できる体制を構築し、顧客接点の可視化と属人化の解消を図る。

販売店は、日常的なコミュニケーションが業務の中核を担う一方で、その内容が十分に活用されていない課題があった。今回の連携により、顧客情報と会話データを統合し、現場主導での顧客体験(CX)改善を支える基盤を整備した。
本連携により、応対履歴を時系列で可視化し、担当者不在時の引き継ぎや対応品質の平準化を支援する。また、通話内容はAIにより要約・感情分析され、CRM上に反映されるため、顧客対応の振り返りや報告業務の効率化にも寄与する。これにより、顧客に同じ説明を繰り返させない対応や、組織全体での一貫した接客の実現が期待される。
今後はCRMをハブに、LINE WORKSなどの外部ツールとの連携も強化し、会話データの活用範囲を拡大する方針だという。
2026年05月01日 16時35分 公開
2026年05月01日 16時35分 更新