スタジアム(東京都港区、石野悟史代表取締役)は、AIを活用した応対評価・品質管理サービス『Dr.Tel(ドクターテル)』において、BIZTEL大学講師の池田浩一氏と、元HDI-Japan取締役の長掛文子氏を顧問に迎えた。両氏の知見をもとに、評価基準の標準化とフィードバック体制の構築を進め、サービスの機能強化を図る。
Dr.Telは、AIによる自動応対評価を通じて、コールセンターの品質向上と業務効率化を支援するSaaSソリューション。オペレータの応対スキルや話し方をAIが定量的に評価し、属人的な判断による評価のバラつきを解消する仕組みを提供している。
顧問に就任した池田氏は、コールセンターの立ち上げ・運営改善を300社以上で支援してきた現場改革の専門家。長掛氏はHDI-Japanでセンター監査や評価制度設計を担当してきた評価分野の第一人者である。両氏の参画により、業種やセンター規模を問わず利用できる「プリセット評価基準」を策定し、導入初期の負担を軽減するほか、AI評価を起点としたフィードバックと育成支援の仕組みを構築する。
また、UI改善や分析機能の拡充も進め、評価結果を活用した育成サイクルの定着を支援。スタジアムは今後、『Dr.Tel』を単なる評価ツールではなく、応対品質を軸にセンター成長を支援する“応対品質マネジメントプラットフォーム”へ進化させる方針だ。
2025年11月05日 12時12分 公開
2025年11月05日 12時12分 更新