noco、セルフサポートシステム「ヘルプドッグ」がPDF検索機能に対応

noco(東京都中央区、堀辺 憲代表取締役)は、セルフサポートシステム「ヘルプドッグ」の「先回りスマート検索」を、PDFファイル検索に対応させる。2025年11月上旬のアップデートで提供を開始する。

サポート現場では、FAQサイトに掲載しきれない情報が、製品カタログや業務マニュアルなどのPDF資料に分散していることが多い。そのためユーザーは、困りごとの答えにたどり着くまで複数の文書を探す必要がある。しかし、答えが見つからないため、サポート窓口へ問い合わせる件数が増える要因でもあった。

利用者の意図を予測して最適な情報を提示する「先回りスマート検索」

「先回りスマート検索」は、入力キーワードに基づき関連度の高いFAQや既存資料を提示する。表記ゆれや不完全な入力にも対応。今回の機能拡張では、これまで対象外だったPDF内テキストも検索可能となる。これにより、FAQとPDFを横断的に検索でき、利用者は欲しい情報に迅速にアクセスできる。

企業側にとっても既存PDFをそのまま検索対象に活用できるため、新規記事の追加負担を抑えつつ情報の網羅性を高められる。結果として、顧客の自己解決率向上、問い合わせ削減、サポート業務効率化の3つを同時に実現することが期待される。

2025年10月11日 07時00分 公開

2025年10月11日 07時00分 更新

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