トヨタ・コニック・プロ、販売店支援の「バディ型コールセンターサービス」を提供開始

トヨタ・コニック・プロ(東京都千代田区、武田 淳一郎代表取締役社長)は、トヨタ販売店の業務効率化と顧客対応力の向上を支援する「バディ型コールセンターサービス」の提供を開始した。
同サービスは、店長や営業、エンジニアなどの販売店経験者による専門チームが“バディ(相棒)”として業務を支援する新しい形のコールセンター。複数の販売店が連携して運用する点が特徴で、まずは大阪トヨペット、滋賀トヨタ向けに入庫誘致業務(点検・車検予約など)の代行から開始する。
対象顧客の情報確認から電話連絡、予約情報の登録、対応履歴の共有までを一貫して代行。情報は基幹システムを通じて販売店スタッフともリアルタイムで共有され、現場とコールセンターが連携して顧客対応にあたる。
サービス背景には、販売店スタッフの業務負荷増加と働き方改革の必要性がある。現場経験者による対応により、専門的かつ迅速な顧客対応が可能となり、顧客満足度の向上と現場スタッフの負担軽減が期待される。また、再雇用人材の活用を通じ、ベテラン人材の活躍の場としての社会的意義も持つとしている。
今後は対応業務の拡大も予定しており、トヨタ販売店の業務改革を支援する基盤として展開していく考えだ。
 

図 現場スタッフとコールセンタースタッフが連携して入庫誘致業務を実施(出典:トヨタ・コニック・プロ)


 

2025年10月09日 17時09分 公開

2025年10月09日 17時09分 更新

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