「指示待ち」ではリーダーになれない!
“考えるSV”の育て方
Part.1 <総論>
“作業マン”からの脱皮を促す
「目的」「役割」の明示と「制度」
SVは「現場のリーダー」だ。当然“自ら考え、動く”ことが期待されるが、実際には「与えられた業務のみをこなすルーティンワーカー」に陥るケースが多い。アンケートによると、多くのSVも「自身のスキル不足による将来への不安」を感じている。豊富な育成経験を持つ識者の見解と、リーダー育成を強化している事例から、「考えるSV」の育成ポイントを検証する。
Part.2 <対談>
“手順型”から“構想型”へ脱却!
経験者が語る「考え、行動するSV」の育て方
自律型組織を構築するには、SVやリーダーが自ら考えて動く、“脱・指示待ち族”の実現が欠かせない。外資系企業を中心に豊富なセンターマネジメント経験を持つベルトラの萬年良子氏と、「SV研究会」を主宰し、他社を含めて多数のSVの育成経験を持つヤフーの寺下 薫氏に、「考えるSVの育て方」について議論を交わしてもらった。
萬年 良子 氏
ベルトラ副社長。アメリカン・エキスプレス・ジャパン副社長時代、コールセンターをはじめとしたカスタマーサービス部門を率いた経験を持ち、多くの現場リーダーを育成。現在は、渡航先の「アクティビティ」に特化した旅行代理店ベルトラで同じくカスタマーサービス部門をマネジメントしている。
寺下 薫 氏
ヤフーCS本部 本部企画部 トレーニングマネージャー。同社入社後、Yahoo! JAPANのサポートセンターである北九州センターやレスキューコールセンターの立ち上げなどに従事。その後、人財開発部でSVや管理職の人材育成に携わり、これまでに累計800名以上のSVやトレーナーを育成。ソフトバンクユニバーシティ認定講師。
Part.3 <ケーススタディ>
動くSVは育てられる!
教育と制度で身につく“考えるチカラ”
「SVが動かない」原因は、本人の資質やスキルだけにあるのではない。ミッションと業務を伝え、どのように考え、判断すると、どのようなメリットがあるのか、という“ベーススキル”の教育、そしてそれを支える制度(仕組み)が不可欠だ。“自分で考えて動く力”を養う具体的な方法論を、4社の事例から検証する。
CASE STUDY 1:安心ダイヤル
交流会で考える機会を与え
「人材育成の責任」を意識付け
CASE STUDY 2:ケンコーコム
職務定義とキャリアパスで見せる
「オペレータからマネジメント」への道程
CASE STUDY 3:スターフェスティバル
採用、キャリアパス、全方位評価
「考える文化」を育てる制度と仕組み
CASE STUDY 4:情報工房
新人SVを1年間で1人前にする
理想のSV像と職務定義
2024年01月31日 18時11分 公開
2016年12月20日 00時00分 更新
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