品質向上のための“処方箋”を学ぶ~モニタリング&フィードバック実践講座

2025年5月27日10:00-17:00

開催予定  

2025年5月27日10:00-17:00

会場:マイドームおおさか

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講座カテゴリ   
品質管理

対象   
SV、チームリーダー

講座概要

現在のモニタリングでは「スコアは良いが顧客満足度が低い」「言葉遣いやマナーには問題ないが、顧客との距離感を感じる」といった矛盾に直面する管理者が増えています。モニタリングとフィードバックは、コンタクトセンターの運営において欠かせない重要なタスクであり、その在り方次第で顧客体験(CX)や業務品質に大きく影響を与えます。

この研修では、従来の言葉遣いやマナーを重視したモニタリングから脱却し、顧客視点に立ったモニタリング手法を学びます。モニタリング結果を単に伝達するのではなく、フィードバックを“処方箋”として機能させ、本質的な変化を促すアプローチを理解します。さらに、カスタマーエモーショナルマップを活用し、顧客の感情を深く理解することで、実践的な顧客体験(CX)の向上につなげる知識を得ることを目指します。

期待できる効果:

(1)「顧客視点」を徹底したモニタリングを実施するための方法を知る(エモーショナルマップの活用)
(2)実務内におけるモニタリングの問題点を発見する方法を知る
(3)モニタリングシート運用のテクニックとヒントを知る
(4)「変える」「育成する」ためのフィードバックテクニックを知る
(5)フィードバック担当者としての”より高いフィードバックスキル”を知る

 

プログラム
1.一歩先を行くモニタリングを実現するための「スキル」「ツール」「テクニック」
(1)スキル

・モニタリングの新たな考え方(これまでとこれから)
・これからのコール対応に必要とされている対応やスキル(求められる対応像)
・コールモニタリング分析における「問題のプライオリティ付け」とは
・モニタリングのための3ステップ
・耳合わせに必要なスキル

 

(2)ツール

・モニタリングシートの新たな役割
・評価項目の考え方や評価方法の再考
・耳合わせの体制と運用

 

(3)テクニック

・好まれる電話応対の雰囲気に必要な要素(声の雰囲気・ことば)
・シンプルでダイレクトな文章構造と言葉選び

 

(4)その他

・モニタリング分析を阻害してしまう要因とその対策

2.育成のためのフィードバックにおける”処方箋”作り

・伝わらないフィードバックの原因分析
・”処方箋”の作り方
・フィードバック担当者に必要なデリバリースキル

 

3.モニタリング品質分析実践

b_特典

エモーショナルマップのフォーマットと活用ガイド

定員 
25名

価格
1名あたり38,500円(昼食付、税込み)

講師プロフィール 

インサイト
大西美佳

1997年、AOLジャパンのコールセンター部門に入社。オペレーター、SVを中心に現場実務の経験を積む。マーケティング部門ではメンバーリテンションなどの業務を担当。後にテレマーケティング会社で複数センターの運営責任者としての実務を担当。独立後、2007年1月にインサイト株式会社を設立し、コールセンター運用支援、オペレーター教育コンサルティングを中心に活動中。NPO法人コンタクトセンターおもてなしコンソーシアム(COC)理事。

2024年01月31日 18時11分 公開

2025年04月07日 08時43分 更新

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